こんにちは、FACTORY管理人の行武(@OTASM9)です。
今日は私が会社員のかたわら活動している「図解」についてお話しします。
図解:図を用いて解き示すこと。または、その書物。
(出典 goo辞書)
仕組みを見える化する図解は、情報を伝える場において特に活躍するもの。
(ブログやプレゼン資料、新聞もそうですね)
絵心がない人でも作れて便利なので「もっと活用する人が増えたらいいのにな〜」と感じる今日この頃です。
図解の作り方は主催するイベントやnote、田舎フリーランス養成講座などでも解説していますが、
よく「いつも何を参考にしているんですか?」という質問を頂くので、普段よく見ている書籍やサイトをまとめてみました。
良かったら参考にしてみてくださいね。
私が図解を作る時に参考するもの、5選
①pinterest
デザイナーもたくさんの人が使っているpinterest。
ぱっと見SNSのように見えますが、正しくは「ビジュアルディスカバリーエンジン」です。
検索窓にキーワードを打ち込むと無限にビジュアルがでてくる、眺めるだけでたのしいツール。
このアルゴリズム(画像をおすすめする仕組み)がとっても有能で、
気になる画像を選択すると

閲覧者の興味を踏まえて関連ビジュアルをおすすめしてくれます。

これ、ただテイストを寄せているだけではありません。
検索すればするほど自分が潜在的に求めているアイディアが表示されるそうですよ。
図解に関しては「infografic」「diagram」「data visualization」あたりで探すと、様々なテイストのものが参照できます。
データを1からデザインするのはハードルが高い…と言う人は、気に入った図解を模写するところからはじめるのも良いかもしれませんね。
模写は良いものも悪いものも観察する力がつくので、図解だけでなくデザイン全般の練習におすすめです。

URL:pinterest
②櫻田潤さん

私が去年からお世話になっているオンラインサロン「VISUALTHINKING LAB」のオーナーで、
普段はNewspicksのインフォグラフィック・エディター、チーフ・ソーシャル・エディターとして活躍されている櫻田さん。
note書いた。
チーフ・ソーシャル・エディターになりました。https://t.co/1T0YQ8nlKF
— 櫻田潤🎨インフォグラフィック・エディター (@jun_saq) August 22, 2019
本質を見極めるストイックさや、サイズのトレンド感、なにより「ビジュアルで世界を丸くする」というビジョンに大きな衝撃を受け、
(サロンで飽き足らず)Newspicksで開催されたゼミにも通って追いかけていました。
私の図解制作や思考整理の考えかたは、直系の櫻田イズムという感じでしょうか…!
中でもデバイスや媒体に合わせた、敏感なサイズの使い分けをよく参考にしています。
最近のTwitterは画像4枚のコンパクトな表現を研究されている模様。
「昔は井戸端会議レベルで済んだ否定派の意見が、全部表に出てくるようになってしまいましたからね。肯定派の人はあまり言わないから」
山田孝之さんインタビュー(今年5月)より、抜粋を画像でお届け📮
全文を読む 👉 https://t.co/oCjjgV7FZ5 pic.twitter.com/Sq3WDmdXWz
— NewsPicks (@NewsPicks) September 16, 2019
公式サイト:VISUAL THINKING
著書:図で考える、シンプルになる
Twitter:櫻田潤/インフォグラフィック・エディター
今年は新しい本も出版されるようで、発売日が楽しみ。
③インフォグラフィックスの潮流

インフォグラフィックの起源から現代に到るまでの歴史をまとめた資料集です。
植物や人間の記録を取るために描かれた絵が、各部位の役割を説明する図に変化する過程が興味深い…!
図解やインフォグラフィックはデザイン面が注目されがちですが、元々はすごく実用的なもの。
実用性とデザイン性を兼ね備えたコンテンツは説得力が違うので、
度々見返しては表面的な表現になっていないか、無駄な装飾をしていないか、などを確認しています。
amazon:インフォグラフィックスの潮流
④ファッション誌
逆にこちらはデザインのインプットに。
伝えたいことを伝えるための文字サイズや画像の配置など、レイアウトがとても勉強になります。
WEBで利用するには細かい傾向がありますが、デザインの基礎を身につけた後は、実際にそれがどのように使われているか観察するのが上達のポイント。
私はブログのアイキャッチを作るときにも、好みの雑誌を参考にしています。
写真が中心のアイキャッチ作るのにめちゃくちゃ参考になるやん…!
と美容院で気づいたので、数年ぶりにファッション誌買ってレイアウトを量産するなどしている。 pic.twitter.com/wBrPUoPLyO
— 行武亜沙美 (@OTASM9) August 12, 2019
⑤JESS3
JESS3は「データの視覚化」に特化したサービスを提供する企業です。
インターネットや政治、オリンピックや世界銀行など、社会的な題材が多い印象。
海外でどんなニュースが注目されているか、それを日本に置き換えた時にどんな題材を使うとおもしろそうか想像する時に覗いています。
最近はちょこちょこ動画の作品もアップされているので、どんな表現を使えばシンプルに伝えられるかの参考にも。
(近いうちに図解を動かしたくてサイト制作の勉強中…)
公式サイト:JESS3
私が図解を作る時に参考するもの、まとめ
ということで今日は図解を作る時に参考にしている人や書籍、サイトをご紹介しました!
参考まとめ
①pinterest
②櫻田潤さん
③インフォグラフィックの潮流
④ファッション誌
⑤JESS3
田舎フリーランス養成講座では、図解の講座やデザインの講座も行なっています。
情報発信したいけど、もう一工夫したいんだよな…という方は私も直接相談にのれますので、良かったら遊びに来てくださいね。